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WRITING PAD A5 / SANZEN TOMOE RIVER S
¥1,760
サイズ:148×210mm シート数:200 紙:三善トモエリバー S 連量:52g/㎡ A5サイズ罫線下敷き付 トモエリバーを産み出した巴川製紙は事業方針の転換に伴い2021年にトモエリバーの生産を終了しました。 しかし世界中で愛用されているトモエリバーを継続するために、 石川県金沢市にある三善製紙にブランドを継承しました。 1976年以来52g/㎡の手帳用紙を抄造してきた三善製紙は、 その技術をベースに広葉樹パルプ(ユーカリ)と針葉樹パルプ(松など)の2種類のパルプによる原料設計を見直し、三善トモエリバーSとしての品質を再構成しました。 それにより三善トモエリバーSはパルプの絡み合いが従来品よりも均一化し、表面の滑らかさ、インクの滲みにくさが向上しています。 また紙厚が5ミクロンほど厚くなり、紙のコシ(硬さ)も増しています。 さらにフリクションペンで擦り消しても紙ヨレしにくいという新機能が備わりました。 三善製紙では三善トモエリバーSの本格生産を2022年2月より開始致しました。山本紙業が行った万年筆テストではHERBINのピンク・赤系など低粘度のインクでも乾燥時間は早く、重ね描きしても裏に滲み出る事はありませんでした。 山本紙業WRITING PADシリーズ 仕様:片くるみ製本 付属品:下敷き(12mm罫線/6mm方眼)
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WRITING PAD A5 / BANK PAPER TAKASAGO PREMIUM
¥1,760
SOLD OUT
WRITING PAD A5 / BANK PAPER TAKASAGO PREMIUM 2020年、三菱製紙と山本紙業は新しい紙の共同開発に取り組みました。 2020年2月4日三菱製紙高砂工場において開発会議を開催し、山本泰三(山本紙業)はバンクペーパー高砂プレミアムを提案しました。そしてこの新しい紙の開発に向けて、5つの課題を提示しました。 ①「万年筆に対応した筆記用紙の追求」 ②「シルク肌(スムース)の追求」 ③「インク濃淡(シェーディング)の追求」 ④「インク発色性(明るさ)の追求」 ⑤「ノート本文として使用できるインク乾燥性の追求」です。 抄紙技術からこれらの課題を見ると、それぞれ相矛盾しあうものです。 例えば、吸収の遅い紙の方がインクの濃淡が出ますが、ノートとしての使用は不向きです。 高砂工場開発チームは原料調整、サイズ材調整、プレスパート調整を行い5つの難題を見事に解決しました。試作を重ね、ついに2020年9月8日高砂4号機においてバンクペーパー高砂プレミアムが抄造されました。三菱製紙の開発の証、そして品質保証として「THREE DIAMONDS」のウォーターマークが入っています。 (2021年8月時点) サイズ:148×210mm シート数:100 紙:三菱製紙株式会社 連量:87.9g/㎡ A5サイズ罫線下敷き付 抄紙機:高砂 4号機 山本紙業WRITING PADシリーズ 仕様:片くるみ製本 付属品:下敷き(12mm罫線/6mm方眼) 山本紙業WRITING PADシリーズは色々な紙の書き心地を愉しむことができるライティングパッドです。 2019年に発生した新型コロナウィルス感染症は、あらゆる方面でこれまで培われてきた社会基盤に大きな変化をもたらしました。 製紙業界においてもその影響は大きく、テレワーク推進におけるペーパーレス化も追い打ちとなりました。これまでの日本の製紙メーカーは、同品種でも販売地域によって紙を作り替えたり、用途に合わせた紙を多品種開発したりと、ユーザーの声や過去の経緯を重視してきました。 その結果、世界でも珍しいくらいの多銘柄の紙が作られてきました。しかし、新型コロナウィルス感染症によって苦境に立たされた製紙メーカーは、経営資源のシフトチェンジを進めるため、収益性の低い紙銘柄の統廃合を加速させました。 そして現在、様々な紙がどんどん廃番化されつつあります。 そこで山本紙業WRITING PADシリーズは、この先もその存在を確約されていない紙たちの書き心地を記憶に残してもらう為に、山本紙業による筆記テストを行って紙を選定し、ライティングパッドとして製品開発致しました。是非、今しか味わうことのできないかもしれない紙たちの素晴らしい書き心地をお楽しみください。
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